バッファローホーン　LE MARAIS-ル・マレ-

千代田区の眼鏡専門店、メガネの井上 お茶の水本店は通常営業しています。

一般的にメガネに使われる素材としては、
・チタンを始めとする金属
・アセテートやセルロイドといったプラスチック系素材
が挙げられます。

他にメガネとして使用される高級素材として有名なもの。

金
べっ甲
カーボン
シープホーン

等、昔ながらの歴史ある素材もあれば次世代の素材も次々と生み出されています。

こうした高級素材の魅力は、質感の良さだけではありません。

「世界に一つだけのもの」を手にすることで所有欲が満たされる
体験はこうした天然素材(動物の角、べっ甲等)ならではのものだと思います。

そんな高級素材から作られるフレームを専門とするブランド

"LE MARAIS(ル・マレ)"

当店で取り扱っているバッファローホーンフレームのほとんどは
このブランドの商品となっております。

従来のバッファローホーンはアセテートやセルロイドと違い、
熱で曲げても元に戻ろうとする力が働いてしまうため
フィッティングが比較的短時間で崩れてしまうと言われてきました。

このLE MARAISのバッファローホーンは特殊な製法で製造され、
時間経過による形状の変化が非常に少なくなっております。

その為、理想的な掛け心地が長期間持続するといえます。

バッファローホーンといえば質感やファッション性を優先する
イメージが強い素材でしたが、様々な工夫によって
自由なフィッティング・質の良いレンズでのご提供が可能となりました。

今回はそんなLE MARAISの商品から、ごく一部をご紹介してまいります。

LE MARAIS LM5023L C-1

まずは非常に使いやすいモデル。
王道のスクエアシェイプにより、バッファローホーンの素材の良さが引き立ちます。
黒の配分が比較的多いため、一見普通の眼鏡に見えて良く見ると・・・といった
感じがニクいですね。なかなか精悍な表情を見せてくれています。

LE MARAIS LM5028 C-4
こちらはやや大振りなスクリントンシェイプ。
あえてマットさを残した質感が男心をくすぐる、ワイルドな一本です。
層の様に積み重なった色味が非常に美しく、まさに自然が生み出した
芸術的な一本といえます。

LE MARAIS LM5019 C-2



最後はトレンドのコンビネーションフレーム。程よいサイズ感のため
クラシックな雰囲気を纏いながらも野暮ったさを感じさせません。
フロントはライトブラウン×ダークブラウンの貼り合わせにより、
正面と横顔で違った表情を見せてくれます。
鼈甲同様に薄いカラーは非常に貴重で、加工に高い技術が要求されます。
使い込むほどに愛着の深まっていく、ラグジュアリーな一本です。